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桜降る代に決闘を(ふるよに)の攻略とか二次創作とかを中心に書くブログ

【ふるよに】戦乱照らす星灯り【S5鏡上方修正所感】

※当記事はふるよにAdvent Calender 2019に参加しています。

 https://adventar.org/calendars/4188

 

 

こんにちは、お久しぶりです。たひてふです。

旧記事の焼き直し*1はちょくちょくやっていましたが、新しい記事は書けていませんでした。なかなか腰が重いのです。ですが、Advent Calenderという良い機会をもらったので再び筆を取ることにしました。どうぞよろしくお願いします。

 

今回は私的にシーズン5で最も熱い案件、ヤツハ(以下鏡)*2の上方修正について述べようと思います。ノータッチのプレ更新に反し、本更新ではなんと2枚、それもド派手なの来たんで、テンション上がってます。あまりにも大規模の結果が芳しくないのが効いたのでしょうか…?*3

とはいえ、環境も定まっていないこの時期に語れることは多くないため、「シーズン4新登場キャラってことで使ってみたけど、よく分からないし強いとも思わなかったので使うのやめた。でもなんか上方修正の内容は強そうに見える。」といった方向けの基礎的な記事となります。まあみんなそんな感じですよね。

まずはカード更新の内容と意義について説明し、その後に結果として起こる変化について述べるという流れになっております。どうぞよしなに。

 

 

 

1.修正の内容

《星の爪》 攻撃 3-4 3/2 

対応不可(通常札)

【攻撃後】自/オーラ→相/フレア:◇1

 

《昏い咢》 攻撃 4 3/1

不可避

対応不可(通常札)

【常時】この《攻撃》は+0/+Xとなる。Xは鏡映数に等しい。

【攻撃後】あなたは畏縮する。

 

 

それ大丈夫か?ってくらい強力な一行が挿入されています。

そもそもこれまでの《星の爪》《昏い咢》には明確な弱点がありました。2枚を組み合わせてライフを取るべく攻撃するも、対応で打ち消すことなく受けられてライフを取れなかった時、【攻撃後】効果のデメリットと後退のリソース損をもろに受けてしまいます。しかも他に非全力攻撃カードがないので、山札1周での鏡の打点寄与は0です。

特に付与/対応や切札対応が致命的で、《昏い咢》解決時に鏡映をずらされると、オーラが足りなくてもライフダメージを軽減され、デメリットに見合った打点が出ません。

そういった弱点に直接的な手を入れたのがこの修正になります。すごい。

ただ、《昏い咢》に関しては不可避を失っているため、《レタルレラ》、《鳶影》+《忍歩》、《虚偽》などの切札対応により(適正)間合が変化した時、3/1攻撃すら飛ばなくなっている所には注意が必要です。

 

 

2. 修正と環境変化が及ぼす影響

この上方修正により、通常札対応を持つ相手との相性関係は大幅に改善されました。これまでは単なる不安定の極みなデメリットアタッカーでしたが、独自の役割を持てるようになった形です。

例えば絡対面で《くるるーん》を置かせない、兜対面で《盾兵》《天主八龍閣》以外の対応を許さず反撃ボーナスを達成させない等により相手の戦略を破壊する事も可能ですし、また相手が対応を挟む場所が相方の攻撃に確定するため、鏡映を合わせる時に考えることも減りました。

また、《八葉鏡の向こう側》中に《星の爪》を消されることも少なくなり、コンボの強度が上昇しました。特に扇、笛、兜対面では効果的です。

とはいえ、切札対応・リソース破壊・クリンチ・ハンデス・カード封印と言った弱点は丸々残っているため過信はできないところです。

 

それが環境全体でどのように機能しているのかは、まだメタゲームが落ち着いていないため一概には言えないところがあります。

ただ、銃・嵐・櫂と言った通常札打点により高速でゲームを終わらせるメガミが台頭していることは、間合4での対応不可高打点と《双葉鏡の祟り神》の価値を高めつつ、鏡が苦手とするリソース減衰系デッキの衰退を生む可能性があるため、全体としては追い風な気もします。良い地雷枠のメガミになると面白いですね。

 

3.おわりに

結論としては

・通常攻撃札が対応不可になった!強い!鏡映しやすい!他のメガミとの差別化!

・メタゲームでも役割が持てるかも?

・今期もヤツハちゃんは可愛い。

 

となります。以前の記事よりも各論チックかつ短めになりましたが、お役に立てたなら幸いです。

皆様も怪しげなルートから鏡の欠片を手に入れて、恐ろしい力に溺れましょう!*4

 

*1:各種旧記事はお陰様で大好評です。ありがとうございます。折角なので順次S5にも対応させていくつもりです。ところで《足捌き》亡きこの代の、折衝入門に相応しいカード、何…?

*2:プレイヤーとしての立場と信徒/オタクとしての立場を分けるため、「鏡」でゲームに使うカード群、「ヤツハ」で彼女自身を指すことにしています。

*3:かくいう私も、我が神ヤツハの故郷たる北限での決闘だというのに、彼女をほとんど勝たせることができなかった者です。悲しさのあまり自戦記もサボりました。今期は悲しみたくも、悲しませたくもないですね。

*4:何のことか分からない人は、「八葉鏡の徒桜」エピソード1、もしくは後日当ブログから公開予定のストーリー解説記事をチェックだ!