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桜降る代に決闘を(ふるよに)の攻略とか二次創作とかを中心に書くブログ

【ふるよに】新涼の大交流祭(福岡大規模大会)反省

はじめましての人ははじめまして。たひてふです。

主にTwitter(@tahITEF)でふるよに活動しておりますが、この度備忘録などとしてのブログを開設しました。使用法等怪しいですがよろしくお願いします。

 

最初の記事である今回は新涼の大交流祭の事前準備・対戦レポート記事となります。

※幣大学ふるよに部顧問に提出する反省文を兼ねております。結構長くなりました。

 

使用メガミ オボロ/サリヤ/ライラ(忍騎爪)

決定の経緯

シーズン2が始まり、まず中心に使っていたのが影菱の修正により小回りが利くようになったオボロ/サリヤ(忍騎)です。火力はやや足りませんが、忍の強みと騎の強みが押し付けられる相手には滅法強く使用感もよかったのでこれを中心に構築を考えていました。

 

初期案:ユリナ/オボロ/サリヤ(刀忍騎)

刀騎は一定以下のデッキパワーの相手を火力と物理防御と構築の幅の広さで押しつぶせるデッキで、刀忍はユリナA(古)を採用したときほどのバーストダメージは出ないものの、バーストダメージ耐性と高火力を兼ね備えた最強クラスのビートダウンです。故に、ほとんどの場合忍騎がボトムとなりこれを中心的に使えるでしょう。おあつらえ向きです。

しかしこれを使う気で対戦を繰り返したところ、刀忍を返されはめられうることが判明しました。ハガネ(鎚)がかなり重たいので、忍扇鎚相手に忍扇を返したところ刀忍が返ってきて勝てなかったり、ピンポイントで刀忍に生きる道を狙われたりなど痛い目を見ました。個人的にサリヤを中心に使っていることもあり、サリヤを抜かれにくくして経験値を活かせるようにしたいと思っていたのですが、想像以上に彼女を目の敵にするミコトは多く、たとえ(特に有利が付くわけでもない)刀忍と戦うことを選んででも抜かれうることもわかりました。オボロBAN大会とは何だったのか。

 

案2・最終案:忍騎爪

騎爪はシーズン1において最強の一角でしたが、今は牙を抜かれ合法的近距離ビートダウンの中上位デッキの一つといった状態であり、特段に対策した構築でなくても返ってきうる組み合わせでしょう。弱点も多いデッキですが、前シーズンの蓄積がありサリヤも使えるので真っ向勝負に持っていくならこれといえるものでもありました。忍騎は先述の通りで、忍爪はある種のハメのようなものとして組み込みました。レンジロックやステップ対応に弱いように見えますが、分身の術がほぼすべてを解決してくれます。刀忍や古忍に比べて目立っていないため知らずに返してくれる場合も1度くらいはないかなと期待しました。

 

騎爪は扇や書に対面したときにかなりきつい戦いを強いられることになりがちなので、対面次第ではとても苦しいことになりうると想定していました。しかし、今シーズンはほぼすべての構築に対面ガン不利が存在しうる構造になっており、何を持って行ってもどこかで不利対面をすることになると考えました。そうなった場合でも騎爪ならなんとか、と思っていましたが、これは一種の諦めでしたし、そこを諦めるのであれば次のステージ(眼前構築・桜花決闘)でもう少し詰めるところ詰めてもよかったのでは、と今は思います。

 

当日

前日はフェリーの中でスルっとKANSAI NORINORI・ふるよに・睡眠をキメて準備万端でした。直前は緊張しましたが、躁状態になることでうまいこと相殺しました。

 

1回戦 忍爪(騎)- 傘鎌(鎚?失念しました) 勝

初戦のお相手は九州勢のゆさん。(二幕毒鎚の人です)

とりあえず傘鎌を返せば、打点が不十分なので、つきさしさえ適切に受ければ何が返ってきても問題なく削り切れると考えました。ゆらりびはどう帰ってきてもケアできますし、灰滅よりは早くこちらが殴り切れるでしょう。

対面してすぐサリヤが嫌、とおっしゃっていたので忍爪かな?とうすうす思っていましたが、その通りでした。

 

構築

影菱/鋼糸/忍歩/誘導/分身の術/風雷撃/流転爪

鳶影/風魔招来孔/雷螺風神爪

 

このデッキのテンプレ構築です。よほどの場合これでよく、銃相手なら流転爪→風走り。

 

一巡目は円月が飛んでこなかったので分身誘導でゲージを稼げ、間合0にも行かれなかったので設置も当たりました。途中分身鋼糸も直撃しリソース差をつけます。一度刈り取りをオーラとフレアで受けるミスをし鳶影が構えられず、ゆらりびが直撃しそうな場面がありましたが、ゲージ・ハンドリソースが十分にあったので返しで倒せたでしょう。(入っていませんでした)

最後は相手オーラを薄くして間合2で返したところ、つきさしを打ってきたので返しの強りっこで勝ちです。とりあえず1戦抑え安心しました。

 

2回戦 騎爪(忍) - 騎鎌(扇) 負

お相手は団体戦でチームを組んでいたおんしんさんです。挨拶もろもろの直後、メガミ対面。お相手のコメント「よっし刀じゃない!!!」

DDTでの対戦ではこちらが刀忍騎を使っており、それにあたると苦しかったようですが、打って変わってこちら不利です。どう残っても強く出られるので、ノータイム騎爪返しでしょう。こちらは扇鎌、扇騎の防御を破れず、相手のクロック刻みを拒むのも難しいので、騎鎌を返すほかありません。

 

構築

Waving Edge/Burning Steam/Steam Cannon/Roaring/獣爪/流転爪/風雷撃

Omega-Burst/風魔招来孔/雷螺風神爪

 

かなり半信半疑で組みました。blackboxは開けようとしたタイミングでの相手Steam Cannonや遺灰呪が受かっておらずかなり危険なので不採用で、逆に切札でワンショットを狙いました。Steam CannonやRoaringの採用は相手のリソース蓄積からの連撃を咎めつつしゃがむためです。

 

お相手先行重圧→こちらRoaring両方効果と返す初動。その後飛んできた黒き波動をオーラで受けSt.Cを落とされたのがテンポロスのきっかけだったのかもしれません。そこから飛んでくるα絡めた連撃を受けるとこちらは前進が手一杯です。続いてWE→Sh.Cをライフで受けたのが決着手でした。相手はフレア不十分でYAKSHAに変形し、その隙に点を取り返しますが、O.Bを吐きダストが肥えたところに遺灰呪の不可避の1点。こちら反撃のフレアが足りず敗北です。

まず、T.Sを入れるべきでした。黒き波動で落とされるとも限らないので、Sh.Cや刈り取りを避け反撃の糸口をつくれるカードが必要でした。ゲージが上がり切らず使える場のなかった風雷撃を抜くのがよさそうでした。

騎鎌は普段の練習相手であるそねさんが検討していたデッキでもあったので、対面対策の機会もありました。やや不利であり対面しうることもわかっていたのに対策を怠っていたこと、その場で構築を考える際の精度が悪かったことが敗因でしょう。

 

3回戦 忍爪(騎) ー 銃毒(傘) 勝

1敗しましたがまだ4-1ラインの可能性があるので腐っていられません。

お相手は名古屋勢で何度か対戦経験のある日高一さん。この3柱の中では傘のイメージのある方です。

なんにせよ、相手は銃入り構築である以上騎抜きがほぼ確定で、そのうえで考えると設置のヒットが安定し、遁術さえ吐かせればどうにでもなりそうな銃毒を返すのがよさそうでした。

 

構築

上述テンプレ風走りin

 

一周目は風走りを絡め接近し、きちんと攻撃を受けることで被弾を最小限に抑えることに成功します。しかし攻撃して遁術を吐かれたとして、返し安心か?というのを考えるとなかなかうまく攻撃できません。しかしきっちり前進しながら小出しに攻撃を振っていると相手のリソースは足りなくなり、最後は鋼糸でオーラを剥いでから風走りで詰め、遁術をケアしながらの切札攻撃で勝ちです。

 

4回戦 忍爪(騎) ー 銃忍(鎚) 負

このラインに来ると誰に当たっても厳しい戦いになると覚悟していました。

お相手はつきのみち先生。公式記事の人であり古参の達人です。やはり恐ろしい人が出てきました。

新幕に入ってから銃使いに転向したようで、案の定「俺は銃を使うぞ」と主張した構築です。忍爪は銃の速攻への対抗策が少ないのでお相手はそれを返すでしょうが、それに対しこちらは忍鎚を返すことでやや有利をとりに行けます。しかし、他のメガミが返ってきた場合不利を背負いますし、忍爪が返ってきたとしてお相手の運が良いとどうにもならないのが忍鎚です。なので丸く、銃忍を返します。お相手も案の定忍爪を返します。

 

構築

テンプレ風走りin

 

お相手さん、じゃんけんに勝ったとたん落胆。それで手札はシュートマグナムラピッドなんだろうとあたりを付けました。相手マリガンなしなのでそのうち1枚は消えました、幸先が良い。

お相手宿しに対しこちらが2前進風走りをすると次はシュートが飛んできます。ライフ受けすると壬蔓ヴァミで、やはりレンジロックを狙ってきていました。

ここで秘儀・分身忍歩誘導忍歩!リソースを使わず風神ゲージを4上げ、天狗道からのワンショットを狙います。これのおかげでレンジロック系銃デッキ相手にもゲージを稼いで対抗することができます。

それ以降お相手の引きは悪く、肝心の時にスモークが置けないなど苦しい展開を強いられます。こちらの動きは引きに大きく左右はされませんが、2周目は誘導がボトムに沈み、ゲージと間合をわずかに損します。

そこから数点被弾しますが、お相手のオーラはなくなり、リソース的に追い詰めていきます。しかし両者のオーラが開いたターン、トップで引いたスモークを張られ、前進からの鳶影忍歩→風魔旋風×2でのリーサルを狙いに行くチャンスを失います。こちらはオーラ4で、天狗道を構えられておらず、スモークで鳶影を無効にされていて対応ができません。その隙をついて設置鋼糸→マグナムカノンを食らって敗北です。

このとき、手札に誘導を抱えていたのには全く意味がありませんでした。完全な失策です。しかし伏せて前進していたところで、バクステ込みで赤札2枚引かれた地点で負けであり、割と分の悪い状況でありました。間合5,6での纏いが正解かもしれませんが、これもマグナムラピッドそろったら負けですし、そうでなくても間合9,10に逃げられたら天狗道では足りず次のターンでは勝てません。お相手は構築・決闘ともに正しい手を打ち続け、結果引き運の勝負に持ち込まれて負けた形になります。最終ターンのミスはあったものの、2戦目の敗北に比べ、自分の中で納得いく敗北でした。

 

ここでアクリルスタンドのチャンスはなくなり、対戦にも疲れたのでドロップしました。最終戦績は2-2となりました。

先述したように、構築単位で諦めるにしても別のところでもっと足掻けただろ、という悔いがあります。下手な探索より掘り下げのほうが自分にとっては効果的であることは間違っていないと思うので、この方針で次のシーズンこそは再度結果を出せるよう頑張りたいと思います。